陶器のむらやまについて
Murayama
五日市まちづくり通信さまに了解を得て紹介記事を転載しています。 https://note.com/itsukaichi_machi/n/n3a8b4ee6c5c4
先々代である鈴木岩次郎さんが、明治33年に五日市で穀屋(麦やお米を売るお店)を始めた。その後、第二次世界大戦のお米の統制で商売が成り立たなくなった。終戦後、先代は五日市の人々が様々な相談に行ったという八王子の「伺いの石川」さんへ。「物」のつく商いをするように言われ、昭和22年瀬戸物屋を開店した。
横田基地で評判になり、米国へ帰る際の日本土産として瀬戸物が沢山売れたそうだ。昭和40年代から50年代前半までは、内祝いや贈答品の注文、檜原村の民宿からの割烹食器の注文が殺到。その後は個人向けの食器が売れたそうだ。しかし、バブル崩壊後、急激に商品が売れなくなってしまった。
▲ 昭和25年頃の『陶器のむらやま』先代と米国のお客様。創業者が武蔵村山出身というのが店名の由来だそう。
隣の土蔵には、趣味で集めた珍しい瀬戸物や、昔の貴重な生活道具が保存されている。現在でも、お店の方に声を掛ければ、快く開けて見せてもらえる。
店主の妻、鈴木裕子さんは「新しい食文化があるように、器にも文化があると思う。お料理に合った食器を使って楽しんでもらえるように続けてゆきたい。五日市小学校を卒業した血縁者は23人。彼ら、彼女らの心の拠り所として在り続けたい。」と朗らかに語ってくれた。今後は三女の多田恵子さんがお店を継がれる事を決意されたそうだ。
取扱商品
Murayama
むらやまの概要
Profile
- 屋号
- むらやま
- 代表者
- 鈴木裕子
- 所在地
- 〒190-0164 東京都あきる野市五日市886
- TEL
- 042-596-0214
- 特定商取引法に基づく表記
- BASEショップにて表記をご確認ください
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